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都教委情報メールニュース

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目次(21〜30号) 06.01.31〜06.03.07
2006年03月07日
【都教委News30】《証人尋問》13日「ピースリボン」、14日「国立二小処分撤回」の傍聴を
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【1】  《証人尋問》13日「ピースリボン裁判」、
           14日「国立二小処分撤回」裁判の傍聴においでください
【2】 9(木)都教委定例会 懲戒処分、請願など
【3】 憲法・教育基本法の破壊を許さない!3・10市民集会
─────────────────────────────────―――

2006年03月04日
【都教委News29】都教委、区市町村教育委員会へも「指導に関する資料」を配布
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】 都教委、区市町村教育委員会へも「指導に関する資料」を配布
       これを受け、三宅島村教委も通達と実施指針を出す
【2】 《訂正と続報》都教委、西多摩4町村へ職務命令の「留意事項」示す
【3】 1月25日、都教育委員会室で「卒業式・入学式対策本部」開かれる
     ―卒業式への職員派遣、職務命令の発出の要件に関する通知など協議
─────────────────────────────────―――

2006年02月28日
【都教委News28】都教育事務所、西多摩の町村立学校にも職務命令の出し方を「指導」
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】 都教育事務所、西多摩の町村立学校にも職務命令の出し方を「指導」
【2】 《資料》職務命令を発する際の留意事項(西多摩支所)
【3】 指導部長、都立学校長へ卒業式式終了次第のファックス報告を求める
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2006年02月22日
【都教委News27】経済同友会から学校経営支援センターに人員配置へ
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【1】 【緊急署名】都教委は、停職処分にするな! 免職(解雇)にするな!
【2】 経済同友会から学校経営支援センターに人員配置へ
【3】 明日、2/23の都教委定例会について
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2006年02月19日
【都教委News26】《イラク派兵》テロ対策?! 練馬区の学校が警察に門扉の鍵を貸与
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【1】 《イラク派兵》テロ対策?! 練馬区の学校が警察に門扉の鍵を貸与
【2】 都教育庁、新たに2.10通知 −職務命令書作成の留意点を示す
【3】 都教育庁、週ごとの指導計画の調査 −指導内容・教材なども
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2006年02月17日
【都教委News25】「都教連」大会−国立市議らも出席、発起人に七生養護の元校長も
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【1】 「都教連」大会−国立市議らも出席、発起人に七生養護の元校長も
【2】 都立高校「奉仕」必修化 −都教委、生徒保護者の参加を求める通知
【3】 《関連報道》「日の丸・君が代」問題で都教委へ要請行動、ほか
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2006年02月12日
【都教委News24】米長邦雄・都教育委員「従軍慰安婦や南京大虐殺はでっち上げ」
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【1】  米長邦雄・都教育委員「従軍慰安婦や南京大虐殺はでっち上げ」
          2月11日 東京都教育研究連盟 結成大会の講演で
【2】 《関連報道》都教委、メールで指示 「日の丸・君が代」強制
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2006年02月07日
【都教委News23】「美しい日本人の心を」東京に新組織(米長邦雄氏が講演、現職校長
らが発起人に)

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【1】 「美しい日本人の心を育てる」全日本教職員連盟が東京に新組織!!
    発起人に石井昌浩氏(元・国立市教育長)や現職校長ら
    講演は米長邦雄氏(都教育委員) 来賓に中村正彦氏(都教育庁)など
【2】 2/9都教委定例会 来年度主要施策など
【3】 《関連報道》東京教師養成塾でも「日の丸・君が代」指導
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2006年02月05日
【都教委News22】鎌倉市教育委員会の「国歌斉唱の請願」採択に抗議と撤回の要請を!
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【1】 鎌倉市教育委員会の「国歌斉唱の請願」採択に抗議と撤回の要請を!
【2】 《裁判日程》予防訴訟/国立二小/藤田さん/増田さん/田畑さん
【3】 《関連報道》都教育長の答弁撤回を 学者・ジャーナリストが要請
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2006年01月31日
【都教委News21】「ジェンダーフリー」特集(南日本新聞/国立市陳情、ほか)
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【1】 「行き過ぎたジェンダーフリー」キャンペーンは、
      どのように作り出されたのか? −南日本新聞の取材から
【2】 国立市で「男女混合名簿」の廃止を求める(?)陳情 (1/25不採択)
【3】 《本》『どうして、いつも男が先なの? 男女混合名簿の試み』
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2006年03月07日
【都教委News30】
《証人尋問》13日「ピースリボン」、14日「国立二小処分撤回」の傍聴を


┏━━ http://blog.livedoor.jp/suruke/ ━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇◆ 都┃教┃委┃情┃報┃メールニュース◇◆ 第30号 2006年3月7日
     ━┛━┛━┛━┛━┛
                 発行:「日の丸・君が代」強制に反対する
   (※転送・転載歓迎※)           市民運動ネットワーク
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


▼ 目 次  
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】  《証人尋問》13日「ピースリボン裁判」、
           14日「国立二小処分撤回」裁判の傍聴においでください
【2】 9(木)都教委定例会 懲戒処分、請願など
【3】 憲法・教育基本法の破壊を許さない!3・10市民集会
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■1 ▼ 《証人尋問》13日「ピースリボン裁判」、
           14日「国立二小処分撤回」裁判の傍聴においでください
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 来週は13日、14日と国立二小関係の裁判の証人尋問が続きます。
 ピースリボン裁判は、元指導課長や校長への証人尋問です。先月結成された
「東京都教育研究連盟」の持田浩志副会長(当時、国立市教委指導課長)や川島
信雄常任理事(現国立二小校長)への尋問もあります。
 国立二小処分撤回裁判では、「日の丸」掲揚をめぐる一方的な攻撃の中にあっ
ても、保護者や教職員の声に耳を傾けていた元教育委員への尋問です。
 どちらも、重要かつ興味深い法廷になると思います。
都合のつく時間だけでも、ぜひ傍聴においでください。


◆ピースリボン裁判 証人尋問◆

   3月13日(月) 午前10時から午後5時まで
          (9時半に地裁1階で傍聴券配布)
   東京地裁103号法廷にて(地下鉄・霞ヶ関駅A1出口を出てすぐ)
   ※校長、指導課長など丸一日かけての証人尋問です。
   午前   原告本人主尋問
        佐藤正吉(元都教委管理主事)尋問
   午後   原告本人反対尋問
        澤幡(元国立二小校長)尋問
        持田(元国立市教委指導課長)尋問
        川島(国立二小校長)尋問
        堀竹(元国立市教委指導課長)尋問
    時間割など詳細はこちらをご覧下さい。
    http://blog.livedoor.jp/suruke/archives/50619785.html

◆国立二小処分撤回裁判 証人尋問◆

   3月14日(火) 午後1時半から午後3時まで
   東京地裁710法廷にて(地下鉄・霞ヶ関駅A1出口を出てすぐ)
   証人尋問 安藤 聡彦(元国立市教育委員会教育委員)

 ※法廷終了後、弁護士会館502号室で報告集会を行います。


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■2 ▼ 9(木)都教委定例会 懲戒処分、請願など
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 木曜日の定例会の告示が出ました。卒業式関係かは分かりませんが、「請願に
ついて」という報告事項もあります。


 3月9日(木) 午前10時00分@教育委員会室(都庁第二本庁舎30階)

【議案】
28号〜30号 東京都公立学校教員等の懲戒処分等について(非公開予定)

【報告事項】
(1) 基本計画検討委員会(立川地区・武蔵野地区中高一貫6年制学校、
  小金井地区科学技術高校)報告について
(2) 自己点検に基づく都立学校のヒアリング状況について
(3) 福利住宅の今後のあり方について(第二次廃止計画)
(4) 請願について

 傍聴受付は午前9時30分から午前9時50分まで。
問い合わせは、総務部教育政策室  電話 03-5320-6708(直通)へ。
--------------------------------------------------
↓「東京都教育委員会告示第6号」より編集しました。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/gaiyo/ko060307.htm



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■3 ▼ 憲法・教育基本法の破壊を許さない!3・10市民集会
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                  (主催者からの案内を転載します)

 「日の丸・君が代」の強制・「つくる会」教科書の採択
性教育の攻撃・学校教育の支配と統制・・・
教育基本法の破壊が猛烈な勢いで進められています。

 私たちは、今どこに向かって進んでいるのだろうか?
どんな社会をつくろうとしているのだろうか? 

ほんとうのことを知ろう!  深く知ろう! そして声をあげよう!
  
と、呼びかけるために市民団体がつながって、下記のとおり集会
 を 開催します。
        みなさん!ぜひぜひご参加ください。
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

<憲法・教育基本法の破壊を許さない!3・10市民集会>

      ■ホントに このまま進んでいいの!■

日時●3月10日(金) 18時30分(開場)19:00〜21:00

会場●セシオン杉並 ホール
      <杉並区梅里1−22−32  пE03−3317−6611>
       (地下鉄丸の内線 東高円寺下車徒歩4分)

<集会内容>
         対談★池田香代子さんVS伊藤美好さん
   
  『11の約束 えほん教育基本法』(ほるぷ出版)著者の二人

池田さん:
   主な著作に『世界がもし100人の村だったら』(マガジンハウス)
   主な訳書にゴルデル『ソフィーの世界』(日本放送出版協会)

伊藤さん:主な著書に『パンケーキの国で−子どもたちと見たデンマーク』
      (平凡社)『戦争のつくり方』(マガジンハウス)

    ●詩の朗読(マルチン・ニーメラー“痛恨の回想”)
    ●情勢報告
    ●当事者からの現状報告
    ●芝居「杉並教科書物語」
        
          ★歌・定塚才恵子さん    

 資料代★500円

共催:
教育基本法「改正」反対市民連絡会 ・子どもと教科書全国ネット21・
子どもと法21 ・杉並の教育を考えるみんなの会 ・学校に自由の風を!ネット
ワーク ・全国PTA問題研究会 ・ジェンダー平等社会をめざすネットワーク 
・市民文化フォーラム ・東京「日の丸君が代」強制反対裁判をすすめる会 
・七生養護「こころとからだの学習裁判」を支援する全国連絡会 ・ピースボート 
・平和をつくり出す宗教者ネット ・平和を実現するキリスト者ネットワーク  
・西東京平和遺族会 ・ <順不同>    イラスト・多彩な意見広告の会協力 
     

★連絡先:/Fax 03-3334-6656
             (教育基本法「改正」反対市民連絡会 (東本気付) 
        пE03−3265−7606 (子どもと教科書全国ネット21)


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  最後までお読みいただきありがとうございました。
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  ★ご意見・情報提供などはこちらまで(suruke@m13.alpha-net.ne.jp)
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     ●口座名 :「日の丸・君が代」強制反対市民運動ネット
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 「日の丸・君が代」強制に反対する市民運動ネットワークは、「日の丸・君が
 代」強制に抗する各地域・団体などの取り組みをつなげていこうと、2001年1
 月につくられました。総理大臣宛ての署名提出、教育委員会への申し入れなど
 行ってきました。

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2006年03月04日
【都教委News29】
都教委、区市町村教育委員会へも「指導に関する資料」を配布


┏━━ http://blog.livedoor.jp/suruke/ ━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇◆ 都┃教┃委┃情┃報┃メールニュース◇◆ 第29号 2006年3月4日
     ━┛━┛━┛━┛━┛
                 発行:「日の丸・君が代」強制に反対する
   (※転送・転載歓迎※)           市民運動ネットワーク
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 3月2日(木)より、都立高校の卒業式が始まっていますのが、このメールニュー
スでは、前号に引き続き、情報公開請求で明らかになった通知・指導資料・会議
録などについてお伝えします。
 西多摩支所の職務命令「留意事項」を見て、広島県教委のことを思い出し、昨
年の資料を見てみました。あらためて読んでみると、非常に露骨で詳細な「日の
丸・君が代」強制マニュアルです(→詳細は【2】をご覧下さい)
 2003年東京都の10.23通達以前については、マスコミは社説でも取り上げ全国
的に報道しました。「日の丸・君が代」強制は東京で突然始まったのではなく、
それ以前に、広島でのすさまじい「是正指導」があるのですが、マスコミの反応
は鈍かったような気がします。


▼ 目 次  
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】 都教委、区市町村教育委員会へも「指導に関する資料」を配布
       これを受け、三宅島村教委も通達と実施指針を出す
【2】 《訂正と続報》都教委、西多摩4町村へ職務命令の「留意事項」示す
【3】 1月25日、都教育委員会室で「卒業式・入学式対策本部」開かれる
     ―卒業式への職員派遣、職務命令の発出の要件に関する通知など協議
─────────────────────────────────―――

┏━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 ▼ 都教委、区市町村教育委員会へも「指導に関する資料」を配布
       これを受け、三宅島村教委も通達と実施指針を出す
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 東京都教育庁指導部が、「入学式や卒業式などにおける国旗掲揚及び国歌斉唱
の指導に関する資料」(2005年12月)という約60ページの資料を作成し、都立学
校長や区市町村教育委員会へ配布し、さらなる指導徹底を求めていたことが分か
りました。

 この資料は、これまで指導部が作成・配布してきたものと概ね同じのようです。
学習指導要領の解説、国会や都議会での質疑応答、これまでに出してきた通知・
通達、そして国旗・国歌に関わる判例などです。
 昨年までの資料に追加されたのは、「戒告処分取消等請求事件と福岡地裁判決」
(2005年4月26日のココロ裁判判決のこと)です。

 この資料は、12月20日付の通知「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌
斉唱に関する指導について」(井出指導部長)により、都立学校長、区市町村教
委教育委員会、多摩教育事務所などへ配布されました。
 通知文では、2003年の「10.23通達」に触れ、「指導の徹底をお願いしてきま
した」と述べ、「本資料を御活用いただき」「指導の一層の徹底を」重ねて求め
ています(区市町村教委に対しては、都立学校よりも表現を弱くしていますが)。

 この通知を受け、東京都三宅島の三宅村村教育委員会は、1月12日付で通達
「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施について」を出してい
ます。
 (12月20日の都の通知を)「受け、三宅村教育委員会では東京都教育委員会の
通達内容を検討し、児童・生徒に国旗及び国歌に対して一層正しい認識を持たせ、
それらを尊重する態度を育てる為」として、改めて「実施方針」を通知する、と
しています。通達や実施方針の項目は、都教委の10.23通達と同じのようです。

 なお、20号でお伝えしたように、調布市教委も新年早々の1月4日付で市立学
校長への徹底通知を出していますが、この中には、都から配布された資料を
「活用し、適正に実施すること」という項目もあります。

 ⇒(3)《資料》調布市教委「日の丸・君が代」指導徹底通知
   http://blog.livedoor.jp/suruke/archives/50496283.html

  ⇒資料の部屋(PDF) http://suruke.web.fc2.com/PDF/pdf_index.htm
   ■三宅島村教委の通達(2006年1月12日)〔825KB〕
   ■第14回卒業式・入学式対策本部(2006年1月25日)〔4070KB〕
    ※資料配布について都が12月20日に出した通知は、対策本部の
     配布資料に入っています。
    ※指導資料は、60ページもあるのでアップしていません。


┏━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2 ▼ 《訂正と続報》都教委、西多摩4町村へ職務命令の「留意事項」示す
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 前回のニュースの『都教育事務所、西多摩の町村立学校にも職務命令の出し方
を「指導」』の記事ですが、見出し・内容ともやや正確さを欠く表現がありまし
たので、訂正するとともに続報をお伝えします。

 この文書は、昨年12月に西多摩の4町村(瑞穂町・日の出町・檜原村・奥多摩
町)ごとに行われた校長連絡会の場で配布されたものということが分かりました。
 多摩教育事務所西多摩支所は「オブザーバー」という立場であり、「町村教育
長の求めに応じて」このような資料を作成し、校長連絡会の資料に加えたとのこ
とです(都教育庁指導部作成の資料がベースのようだが詳細未明)。

 したがって、形式的には「指導」や「指示」ではなく、あくまで「町村教育長
の求めに応じて」留意事項を示しただけ、ということになります。

 ただし、現実問題としては、都教委からの「日の丸・君が代」徹底の圧力が強
まる状況下において、「職務命令を発する際の留意事項」まで具体的に文書で示
せば、校長にとっては「このようにやりなさい」という「指示」(指導・命令)
として受け止めざるをえないのではないかと思います。
(もっとも「命令してくれた方がやりやすい」という校長もいるのでしょうが。)



★関連する資料をホームページにアップしました。
  ⇒資料の部屋(PDF) http://suruke.web.fc2.com/PDF/pdf_index.htm
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■職務命令を発する際の留意事項(西多摩支所 2005年12月)〔741KB〕

■卒業式の適正な実施に向けて(多摩教育事務所 2005年12月9日)〔1521KB〕
⇒【都教委News20】都教育庁、卒業式に向け、さらに細かな「指導資料」 で
 お伝えしたものです。「卒業式実施要項(計画)の分析」では、小学校9市
 13校・中学校5市7校について、項目ごとに棒グラフでパーセンテージが
 示されています。チェック項目は、「文書日付 元号」「会場中央空きなし」
 「教職員の座席指定」などの11項目です。

■卒業式・入学式に当たっての留意事項(広島県教委 2005年)〔2211KB〕
⇒文書として表に出たものとしては、全国で最も詳細な校長マニュアルではない
かと思います。「前日までの手順」から「式終了後の手順」まで5ページに渡っ
て具体的に示しています。

・「職務命令と受け取っていただいて結構です」といったあいまいな答え方は
  しないこと。「お願いします」とは絶対に言ってはならないこと。
・「座席指定」ないしそれに近い形をとることができれば、不起立行為等の確認
  が容易であるので、各県立学校の実情に応じて、そのような管理のしやすい
  配置の仕方を工夫すること。
・校長は、卒業式・入学式の当日を指定して年次有休休暇の届出をする者があっ
  たときは、「このような特に業務繁忙な日に、あえて年次有給休暇を請求され
  れば、時期変更権を行使することもあるのだが」と言いつつ、真にやむを得な
  い事情が存するかどうか、任意に答えるよう求めること。
・起立していない職員に対しては、校長(又は教頭・事務長・部主事)が、その
  場に駆け寄るなどして、「起立してください」と、周囲の者にも聞こえる程度
  の声で、発言すること。


┏━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■3 ▼ 1月25日、都教育委員会室で「卒業式・入学式対策本部」開かれる
     ―卒業式への職員派遣、職務命令の発出の要件に関する通知など協議
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 20号でお伝えした「都立学校等卒業式・入学式対策本部」ですが、情報公開請
求により報告・協議内容などが明らかになりました。

 第13回は、昨年11月2日に開催されています。内容は、周年行事等の実施状況
について。高等学校教育指導課長から「学習指導要領に基づき適正に実施された」
などの報告があり、意見・質問なしで30分ほどで閉会。

 第14回は、1月25日に開催されており、やはり30分ほどで閉会しています。

(1)「不起立」教員の「指導・育成」実施報告書を提出するよう校長に通知
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 「君が代」で起立しないなど「服務事故」が発生した学校43校について、「指
導・育成」実施報告書を2月17日までに提出するよう校長に通知。
 学校経営戦略支援チームは、関係学校の改善状況を把握するとともに、「指導
・支援」に当たっている。
 昨年3月に設置された校長らの「相談窓口」については、昨年7月や12月の配
布資料で周知するとともに、校長連絡会などにおいて相談窓口に相談するよう徹
底。
 周年行事は、今のところ適正に実施されてきたが、本日(11月2日)養護学校
で不起立があった。


(2)今春も「祝意を述べるため」(!?)卒業式・入学式へ職員派遣
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 今春も各学校へ職員を派遣することを提案。異議なし。
(「日の丸・君が代」の実施状況の「監視」との批判されているが、都教委のタ
テマエはやはり「祝意を述べるため」らしい・・・。)


(3)「職務命令の発出の要件に関する通知」について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 「職務命令の発出の要件に関する通知」について提案。これまでも「全校全教
職員に対して包括的職務命令に加え、個別的職務命令を発出するよう校長を指導
してきた。」「職務命令は、あくまでも校長の権限と責任に基づいて発出される
ものであるが、今後は職務命令として必要な要件を参考として通知するとともに、
校長連絡会等において周知を図るなどして、卒業式・入学式等の適正な実施に向
けて校長を支援していく」。文案が読み上げられ、意見なし。


 この対策本部での協議を経て、26号でお伝えした通り、2月10日に指導部長名
で通知が出されています。
  ⇒都教育庁、新たに2.10通知 −職務命令書作成の留意点を示す
   http://blog.livedoor.jp/suruke/archives/50570941.html


 なお、対策本部の配布資料・会議録は下記にアップしてあります。

  ⇒資料の部屋(PDF) http://suruke.web.fc2.com/PDF/pdf_index.htm
   ■第13回卒業式・入学式対策本部(2005年11月2日)〔549KB〕
   ■第14回卒業式・入学式対策本部(2006年1月25日)〔4070KB〕


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  最後までお読みいただきありがとうございました。
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┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「日の丸・君が代」強制に反対する市民運動ネットワークは、「日の丸・君が
 代」強制に抗する各地域・団体などの取り組みをつなげていこうと、2001年1
 月につくられました。総理大臣宛ての署名提出、教育委員会への申し入れなど
 行ってきました。

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2006年02月28日
【都教委News28】
都教育事務所、西多摩の町村立学校にも職務命令の出し方を「指導」


┏━━ http://blog.livedoor.jp/suruke/ ━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇◆ 都┃教┃委┃情┃報┃メールニュース◇◆ 第28号 2006年2月28日
     ━┛━┛━┛━┛━┛
                 発行:「日の丸・君が代」強制に反対する
   (※転送・転載歓迎※)           市民運動ネットワーク
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 3月2日から、都立高校の卒業式が始まります。予防訴訟をすすめる会・被処
分者の会・被解雇者の会などの方から、現場のタイムリーな報告があると思いま
すので、このメールニュースでは、情報公開請求などで明らかになった文書、都
教委の動きなどを中心にお伝えしていく予定です。

 なお、ブログの記事が増えてきましたので、バックナンバーを下記のページに
まとめました。

都教委情報メールニュース(バックナンバー)
 http://tokyo.cool.ne.jp/kunitachi/kyouiku/mail-news.htm
 (目次はつけましたが、まだ見づらいので、ぼちぼち改善していきます)


▼ 目 次  
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】 都教育事務所、西多摩の町村立学校にも職務命令の出し方を「指導」
【2】 《資料》職務命令を発する際の留意事項(西多摩支所)
【3】 指導部長、都立学校長へ卒業式式終了次第のファックス報告を求める
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■1 ▼ 都教育事務所、西多摩の町村立学校にも職務命令の出し方を「指導」
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 東京都多摩教育事務所西多摩支所が、町村教育委員会関係者や校長などが集ま
る会議(?詳細不明)において、「取扱注意 校長止まり」の「職務命令につい
て」という文書を配布していたことが分かりました(全文は2の資料をご覧下さい)。

 「君が代」ピアノ伴奏等について、校長が職務命令を出す際の「留意事項」を
下記のように具体的に示しています。

・「いつ、どこで、何を、どのようにする」のか実際の指示内容を相手に具体
  的に命令する。
・校長室に個別に呼び、副校長の立会いの下、職務命令を発する。
・日時、時刻、場所、立会者及び職務命令の内容等を正確に記録する。
・式の進行に従って、どのような態度をとったのか複数の目で現認する。

 さらに、「職務命令に従わなかった際の対応」について、町村立学校校長や町
村教育委員会の報告手順を示しています。


 東京都の機関である多摩教育事務所が、町村の教育委員会や校長に対して、卒
業式での「君が代」ピアノ伴奏等について、このように具体的に事実上の「指示」
をすることは、地方教育行政法48条の「指導・助言」の範囲を超えているのでは
ないでしょうか?


 多摩教育事務所は、東京都西部の立川市にありますが、ホームページによれば、
「都教育庁の現地機関として市町村教育委員会に対する、指導、助言、援助を行
うとともに、市町村教育委員会、都教委事務局各部課との連絡調整にあたり、多
摩地区義務教育の水準の維持向上を図っています。」とのことです。

 今回の文書を出している西多摩支所は、さらに西の「瑞穂町・日の出町・檜原
村・奥多摩町の教育委員会に対する補完、援助、指導・助言」を行う支所です。

 ⇒東京都多摩教育事務所  http://www.tamajimu.metro.tokyo.jp/


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■2 ▼ 《資料》職務命令を発する際の留意事項(西多摩支所)
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※以下、テキストで表示するため、若干、書式を変えてあります。
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┌───────┐
│取 扱 注 意│
│校 長 止 ま り│
└───────┘
   職務命令について(卒業式・入学式の国歌斉唱時のピアノ伴奏等)

                    東京都多摩教育事務所西多摩支所

1 教員への必要かつ十分な説明

(1)我が国の国旗と国歌及び諸外国の国旗と国歌を尊重する態度は、スポーツ・
  芸能等の幅広い国際交流や積極的な国際協力を進める際に不可欠のものであり、
  公教育ではぐくむべき基礎・基本である。

(2)国歌「君が代」は、日本国憲法の下に、日本国民の総意に基づき天皇を
   日本国及び日本国民統合の象徴とする我が国の末永い繁栄と平和を祈念し
   た歌である。それを「戦争につながる」と断じることは教育者としてある
   まじき一面的な見方である。

(3)卒業式・入学式等の儀式的行事において、音楽科の教員が校歌や他の曲と
   同様、国歌である「君が代」のピアノ伴奏を行うことは当然の職務である。

(4)公教育に携わる一員として、個人の主義主張で為すべき職務を放棄する
   ことは、学校及び教職員の信用を傷つける許されない行為である。


2 職務命令(服務上の命令)を発する際の留意事項

(1)職務命令の法的根拠
 地方公務員法第32条(法令等及び上司の職務上の命令に従う義務)
 「職員は、その職務を遂行するに当たって、法令、条例、地方公共団体の規則
  及び地方公共団体の機関の定める規程に従い、且つ、上司の職務上の命令に
  忠実に従わなければならない。」

(2)職務命令の有効要件
 〔1〕権限のある職務上の上司から発せられたものであること
    校長は、すべての教職員に対して職務上の上司である。
    (学校教育法第23条3)
 〔2〕職員の職務に関するものであること
    教諭の職務は児童・生徒の教育を本務とする。当然のことながら、校長
    は教諭に対し、学校運営上必要なその他の業務に従事させることができる。
 〔3〕法律上の不能または事実上の不能を命ずるものではないこと
    一般に、職務命令に重大かつ明白な瑕疵があり当然無効である場合には、
    部下はこれに従う必要はないが、そうでない限り、職務命令は一応有効
    であるとの推定を受ける。

(3)職務命令の内容の明確化
  「いつ、どこで、何を、どのようにする」のか実際の指示内容を相手に具体
  的に命令する。
  ・職務命令を口頭で出す場合には、命令であることを周知させる必要がある。
  (「お願いします」という表現は、お願い又は要望と受け取られる余地がある。)
  ※職務命令の内容を文書で示す。

(4)職務命令の際の場の設定
  校長室に個別に呼び、副校長の立会いの下、職務命令を発する。

(5)職務命令を発した際の記録
  日時、時刻、場所、立会者及び職務命令の内容等を正確に記録する。

(6)職務命令に従ったかどうかの事実認定
  式の進行に従って、どのような態度をとったのか複数の目で現認する。


3 職務命令に従わなかった際の対応

(1)職務命令違反が確実となった際には、認定事実を文書で作成し、校長名で
  発番を適正に記し、町村教育委員会教育長に報告する。
(2)町村教育委員会は、「文書管理規程」に基づき、収受印を押し文書収受簿
  に記載する。
(3)町村教育委員会は、当該教諭等から事情聴取を行い、事実確認をした上で、
  教育長名で発番を適正に記し、都教育委員会教育長に報告する。


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■3 ▼ 指導部長、都立学校長へ卒業式式終了次第のファックス報告を求める
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 2月10日、都教育庁(井出隆安指導部長)から都立学校校長へ通知が出されま
した。前年と同様の通知ですが、卒業式・入学式の実施状況について、式終了次
第まずはファックスで報告すること、そして後日、校長印を押印した報告書を期
日までに提出すること、という内容です。

 当日のファックス送信表はシンプルなもので、(1)式典実施上の課題 (2)
マスコミ等の取材 (3)都議会議員の出席 の3点について、あり・なしに○
をつけるもの。
 後日の報告書は、国旗掲揚、国歌斉唱会場設営等について、該当箇所に○をつ
けるものです。いずれも調査項目や書式は前年と同じのようです。

【参考】平成16年度卒業式及び平成17年度入学式の実施状況について
 http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr050526s.htm
 (前年の調査項目と結果です)


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 「日の丸・君が代」強制に反対する市民運動ネットワークは、「日の丸・君が
 代」強制に抗する各地域・団体などの取り組みをつなげていこうと、2001年1
 月につくられました。総理大臣宛ての署名提出、教育委員会への申し入れなど
 行ってきました。

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2006年02月22日
【都教委News27】
経済同友会から学校経営支援センターに人員配置へ


┏━━ http://blog.livedoor.jp/suruke/ ━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇◆ 都┃教┃委┃情┃報┃メールニュース◇◆ 第27号 2006年2月22日
     ━┛━┛━┛━┛━┛
                 発行:「日の丸・君が代」強制に反対する
   (※転送・転載歓迎※)           市民運動ネットワーク
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▼ 目 次  
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】 【緊急署名】都教委は、停職処分にするな! 免職(解雇)にするな!
【2】 経済同友会から学校経営支援センターに人員配置へ
【3】 明日、2/23の都教委定例会について
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■1 ▼ 【緊急署名】都教委は、停職処分にするな! 免職(解雇)にするな!
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 間もなく、卒業式・入学式を迎えます。東京都教育委員会は、これまで「君が
代」で起立や伴奏をしなかった教職員に対し、懲戒処分を続けています。処分は、
累算式で加算されており、重い人ではすでに「減給6ヶ月」まで来ています。

 河原井さん根津さんらの「君が代」解雇をさせない会では、緊急署名「都教委
は、「君が代」不服従の教員を停職処分にするな! 免職(解雇)にするな!」
を呼びかけています。
 詳しくは、下記ホームページをご覧下さい。署名用紙もダウンロードできます。

「日の丸・君が代」強制反対ホットライン大阪HP
http://www7a.biglobe.ne.jp/~hotline-osaka/

一次締め切り:2月末  二次:3月20日  三次:3月30日


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■2 ▼ 経済同友会から学校経営支援センターに人員配置
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 都教委ホームページに第1回都教委定例会の議事録がアップされました。

 4月開設予定の学校経営支援センターに企業経営者等の人材が配置されるとい
う話がありましたが、既に内定しているようです。高坂節三教育委員(鳥海巌教
育委員?)から経済同友会へ協力依頼をしており、3名の人選が決まったとのこ
と。財界(特に経済同友会)と教育とが露骨に近づいてきています。

 同前氏(大和證券社長を経て、本社顧問) 東部地区担当予定
 横山氏(日本航空の副社長からジャルックスの社長、会長を経て特別顧問)
     中部地区担当予定
 松崎氏(森永製菓株式会社の社長を経て、最高顧問)


 また、「日本の伝統文化に関する教育推進会議の中間報告について」では、
「日本の伝統文化、日本文化概論の一番のねらいというものは、道ということ」
「この道というのは、将棋ですと棋道と言うのですが、武士道、茶道、華道、神
道というのがあって、その神道の中に多分神事で相撲ということが入ってくるも
のなのだろうと思う」という発言がありました。米長教育委員の発言ではないか
と思いますが、「日本の伝統文化」の中に「神道」が含まれること、「相撲」は
「神事」であるという認識が示されています。


第1回都教委定例会(1月12日)
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/gaiyo/gijiroku/1801teirei.htm

▼P7より(1)日本の伝統文化に関する教育推進会議の中間報告について

【委員】 これは非常に画期的なことをやっていただいた。特に日本文化概論と
いう教科を取り入れたということは非常にすばらしいことだと思うのです。この
中に将棋が入っているもので、我田引水になるものでしゃべりにくいのですけれ
ども、最近の世相を見るに、どうも子どもたちが少しおかしいというのか、何が
おかしいのだろうかということを考えたときに、ルールを守らせるというか、あ
るいは制度とかそういうことが言われているのですが、その前に、道というもの
がある。日本の伝統文化、日本文化概論の一番のねらいというものは、道という
ことだと思うのです。この道というのは、将棋ですと棋道と言うのですが、武士
道、茶道、華道、神道というのがあって、その神道の中に多分神事で相撲という
ことが入ってくるものなのだろうと思うのですけれども、日本文化概論の中に入っ
ているものは、やはりルールの前に道がある。そして、その道を極めるといいま
すか、道を学ぶことによって人格が形成されていく、完成されていく、これを道
徳というふうに我々は数百年の間とらえてきているものです。ですから、白オウ
高校で日本文化概論を取り入れていただいたということは、ルールという以前に道
というものがある。それが心の東京革命にマッチするものだと思うのです。です
から、これは非常にすばらしいことである。
 同時に、テキストを作り上げた後は、この物の考え方とテキストを白オウ高校
だけ、あるいは東京都教育委員会のものだけではなくて、全国に、教育というも
のは何かといったら、ルールの前に道というものがあって、それが日本古来の文
化なのだということを発信していただければ本当にうれしいことだと思います。

【学務部長】 はい、そういうふうに取り扱っていきたいと思っております。

【委員】 資料6ページですか、各教科の保健体育、日本の伝統文化にかかわる
教育活動に柔道、剣道が入っていますけれども、ここで相撲はなぜ入らないので
しょうか。やはり相撲も日本の伝統であり、あるいは施設とか歴史がなければ、
例えば足立新田高校と提携するとか、少なくともそういうことで広げる努力なり
をしておいた方がいいのではないですか。

【学務部長】 それも今後の推進会議の中で話をしてみたいと思っております。

【委員】 相撲も神道とか神事という、そういう競技になるのでしょう。まさか
生徒が相撲を取るということではありませんので。
【学務部長】 ただ、日本文化概論の武道の中の取り上げる事例として入れてござ
います。
【委員】 少し出ていますね。
【委員長】 それでは、この点については報告として承ったということにさせてい
ただきます。

▼P12より
【委員】 以前の教育委員会で話がありました4月から設置される学校経営支援
センターに配置予定の企業経営者等の人材について、経済同友会の方へ協力を依
頼していましたところ、3名の人選が決まったということで連絡がありましたの
でご報告をさせていただきたいと思います。1人は同前さんで、この方は大和證
券株式会社社長を経て現在は本社顧問だと思います。もう一人が横山さんで、株
式会社日本航空の副社長から株式会社ジャルックスの社長、会長を経て今特別顧
問になっておられます。
 もう一人が松崎さんで、この方は森永製菓株式会社の社長から現在、同社の最
高顧問になっておられます。私も3人とも存じ上げていますが、非常に温厚な方
で、教育熱心な方なので適任ではないかと思いますので、できれば経済同友会の
意向をお受けしたいと思いますが、いかがでしょうか。
 今後の連絡は同前さんが東部地区、横山さんが中部地区、松崎さんが西部地区
というふうに経済同友会では考えておりますので、何かありましたらご連絡して
いただいたらと思います。

【教育長】 あとは事務的に対応させていただきます。


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■3 ▼ 明日、2/23の都教委定例会について
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 直前ですみませんが、明日の都教委定例会についてです。
以下、告示より編集しました。

東京都教育委員会第4回定例会
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/gaiyo/ko060221.htm
2月23日(木) 午前10時00分@教育委員会室(都庁第二本庁舎30階)

14号議案 東京都教育庁処務規則の一部を改正する規則の制定について
15号議案 東京都学校経営支援センター処務規則の制定について
16号議案 都立学校の管理運営に関する規則の一部を改正する規則の制定
17号議案 都教育委員会職員住宅管理規則の一部を改正する規則の制定について
18号議案 都教職員研修センター処務規則の一部を改正する規則の制定について
19号議案 東京都立図書館館則の一部を改正する規則の制定について
20号議案 平成17年度東京都文化財の指定等について

【非公開予定】
21号議案から24号議案まで   東京都公立学校教員等の懲戒処分等について
25号議案 平成17年度指導力不足等教員の決定の解除等について
26号議案 平成18年度東京都公立学校長及び副校長の異動について
27号議案 東京都公立学校長の任命について


傍聴希望者は、午前9時50分までに受付。
問合せは、総務部教育政策室  電話 03-5320-6708(直通)へ。


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2006年02月19日
【都教委News26】
《イラク派兵》テロ対策?! 練馬区の学校が警察に門扉の鍵を貸与

┏━━ http://blog.livedoor.jp/suruke/ ━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇◆ 都┃教┃委┃情┃報┃メールニュース◇◆ 第26号 2006年2月19日
     ━┛━┛━┛━┛━┛
                 発行:「日の丸・君が代」強制に反対する
   (※転送・転載歓迎※)           市民運動ネットワーク
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 卒業式を直前にひかえた都立高校では、すでに多くの学校で、校長が「口頭に
よる職務命令(包括的職務命令)」を出しているようです。

⇒「君が代」闘争速報〜職務命令が出される
  http://www.labornetjp.org/news/2006/1140346567050staff01
  (レイバーネット)

▼ 目 次  
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】 《イラク派兵》テロ対策?! 練馬区の学校が警察に門扉の鍵を貸与
【2】 都教育庁、新たに2.10通知 −職務命令書作成の留意点を示す
【3】 都教育庁、週ごとの指導計画の調査 −指導内容・教材なども
─────────────────────────────────―――

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■1 ▼ 《イラク派兵》テロ対策?! 練馬区の学校が警察に門扉の鍵を貸与
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 少し古い情報になってしまいましたが、「イラク派兵」と学校との関係を考え
る上で重要なことだと思いますので、東京都練馬区からの情報を掲載します。
 札幌から始まった自衛隊イラク派兵ですが、先月末、まだ派遣されていなかっ
た首都・東京からも自衛隊が派遣されました。自衛隊駐屯地のある練馬区の方に
よれば、「駐屯地を囲む半径2、3キロにわたって戒厳令状態」で、商店街では
「黄色いハンカチ」が掲げられるという光景もあったようです。
 ある小学校では「警察の警備について」という手紙を、子どもを通して家庭に
配布し、校長が朝会で、「駐屯地の隊員さんがイラクに行くことになった。反対
しているひとたちがいるので、おまわりさんが警戒している」と話したとのこと
です。
 駐屯地から半径1キロメートルの公立学校には、区役所学校教育部から警察へ
の協力を求める通知が出されました。通知文にははっきり書いていませんが、要
するに派兵反対の「テロ対策」ということなのでしょう。一日2〜3回、警察官
が学校に来て敷地内に「不審物」がないか確認、また、夜間警備のために警察に
門扉の鍵を貸すようにという内容です。



↓ほっととーく38号(「良心・表現の自由を!」声をあげる市民の会)より転載↓
 ┌─────────────────────────────────┐
                          17練教学庶第2330号
                           平成18年1月12日
○○ ○○様
                     学校教育部庶務課長 清水道夫
                             (公印省略)

       陸上自衛隊練馬駐屯地周辺の警備について

 練馬警察署および光ヶ丘警察署から、上記駐屯地の半径1キロメートル範囲内
にある、区立小中学校の敷地内の警備を行いたい旨の要請がありました。
 つきましては、下記のとおりお取り計らいいただきますようお願いします。

                  記
1 警備理由
  当該駐屯地から、自衛隊イラク派遣が予想されるため。

2 警備内容
  原則として、制服警察官2名が、日に2・3回程度の頻度で、下記の学校
  敷地内に不審物がないかどうかを確認するため警備をします。
  (対象となる区立小中学校 計7校)
  開進第一小学校、仲町小学校、北町小学校、北町西小学校、
  開進第一中学校、練馬東中学校、北町中学校
  ※都立練馬工業高校も対象校

3 警備実施期間
  平成18年1月22日(日)〜2月12日(日)

4 警備の方法等
 (1)8時から21時30分までの警備
    警備担当警察官が受付に立ち寄り、学校職員(施設管理員等)に対し
    警備のため来校した旨を伝え、敷地内の警備を行います。警備に立ち
    会う必要はありません。
  (2)21時30分から8時まで(機械警備中)の警備
    あらかじめ、学校が貸した門扉の鍵で門を開け、警備担当警察官が、
    敷地内の警備を行い、終了後、門を閉めて退出します。
     この時間において学校の対応は必要ありません。機械警備会社へは、
    警備実施内容について庶務課庶務係から事前に連絡します。
  ※(1)、(2)のいずれの場合も、受付による場合以外建物内に入りません。

5 学校と警察で確認してほしい事項
  後日、所管の警察署の担当者が当該校を訪問しますので、下記の事項その他
  について確認を行ってください。
  (1)警察官来校の際の服装(原則として制服で行いたい旨を聞いております)
  (2)門扉の鍵について警察への貸与

              (担当)学校教育部庶務課庶務係 小杉・柏木
                              5984-5609


┏━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2 ▼ 都教育庁、新たに2.10通知 −職務命令書作成の留意点を示す
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 東京都教育庁は、2月10日、指導部長名で都立校校長らに新たな通知を出しま
した。卒業・入学式での国旗・国歌実施について、職務命令を作成する際の留意
点を指示しています。「児童・生徒への指導」についても言及しており、都教委
の「日の丸・君が代」強制の目的が、教職員の「起立」だけでなく、児童・生徒
にあることがより露わになってきています。

 ┌─────────────────────────────────┐

                          17教指企第1037号
                         平成18年2月10日
都 立 高 等 学 校 長 ┐
都立盲・ろう・養護学校長  │殿
都立中学校・中等教育学校長 ┘
                       教育庁指導部長
                           井 出 隆 安
                          (公 印 省 略)
      入学式・卒業式等の適正な実施について(通知)

 入学式・卒業式等の儀式的行事を適正に実施するために、校長が教職員に対し
て個別に職務命令を発出する場合には、下記の点に留意して、校長の権限と責任
に基づき、職務命令書を適切に作成するようお願いします。

                 記

1 各教職員が自らの職務を明確に理解できるように、児童・生徒への指導、
  司会、ピアノ伴奏等の具体的な職務内容を、実施要項とは別の文書によって
  個別に示すこと。

2 児童・生徒への指導に当たっては、学習指導要領に基づき適正に指導することを
  明示すること。

3 平成15年10月23日付「入学式、卒業式等における国旗掲揚及び国歌斉唱の実施に
  ついて(通達)」(15教指企第569号)及び実施指針に示された内容に従うこと。


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■3 ▼ 都教育庁、週ごとの指導計画の調査 −指導内容・教材なども
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 1月19日、東京都教育庁は、「週ごとの指導計画の作成・提出状況調査の実施
について」という通知を出しました。「週案」とは、週ごとの授業計画のことで、
保護者や市民には何が問題なのか分かりにくい問題なのですが、現実には、「日
の丸・君が代」同様、教育委員会が教員を管理する重要な手段となっています。

 週案について、野田正彰氏は以下のように述べています。

週案は教師を書類で苦しめ、書類で監視する最たるものである。名目は授業が惰
性に流れないように、自らを振り返るためのものであったのだろう。だが実際は
教師の授業内容を検閲する手段、しかも自ら差し出して検閲してもらう、卑屈な
書類となっている。
(中略)果てしない管理、反省なき管理は、管理の対象である授業を貧困にし、教師の

欲を枯渇させている。
(野田正彰『させられる教育』(岩波書店)よりP19 授業より週案)

 今回の都教育庁の通知は、いわば「週案提出率」調査であり、「教育行政・管
理職による授業内容チェックに従順に従わない教員が何人いるのか」を、各学校
ごとにあぶりだす意味を持つでしょう。


※丸囲みの1は文字化けする場合があるので、(1)に置き換えています。

 ┌─────────────────────────────────┐

                         17教指企第983号
                         平成18年1月19日
都 立 高 等 学 校 長 
都立盲・ろう・養護学校長  殿

                       教育庁指導部指導企画課長
                           岩 佐 哲 男
                            (公印省略)

     週ごとの指導計画の作成・提出状況調査の実施について

 このことについて、下記のとおり調査を実施します。
 つきましては、別紙の回答用紙を作成して提出願います。

                記

1 目的
  昨年に引き続き、週ごとの指導計画の作成・提出状況等を調査することによ
り、教育課程の適正な管理の状況を把握し、今後の指導や施策に生かす。

2 対象
 都立学校教諭(嘱託員及び産休補助教諭は含むが、非常勤講師は対象としない。)

3 調査対象期間
  平成18年1月30日(月)〜2月24日(金)
  第1週  1月30日(月)〜2月 3日(金)
  第2週  2月 6日(月)〜2月10日(金)
  第3週  2月13日(月)〜2月17日(金)
  第4週  2月20日(月)〜2月24日(金)

4 調査内容
 上記調査対象期間における作成・提出状況を2月27日(月)現在で回答する。
 (1)教員数
 (2)週ごとの指導計画の提出状況
 (3)週ごとの指導計画の記載事項
 (4)様式(添付して提出する。)

5 提出期限
  平成18年3月10日(金)

6 提出先
  (1)都立高等学校→指導部高等学校教育指導課長
  (2)都立盲・ろう・養護学校→指導部義務教育心身障害教育指導課長

          〔担当〕
              教育庁指導部主任指導主事   宮本 久也
              指導部指導企画課統括指導主事 儘田 文雄
              指導部指導企画課指導主事   池谷 芳彦
              電 話 03−5320−6836


 …………………………………………………………………………………………
                              高等学校用
       週ごとの指導計画作成・提出状況調査回答用紙

 ┌────┬─────────┬────────────┐
 │学校名 │         │全日制・定時制・通信制 │
 ├────┼─────────┼──┬─────────┤
 │記入者名│職・氏名     │電話│         │
 └────┴─────────┴──┴─────────┘

1 教員数(課程別に人数を記入する。)
 ┌─────────────────────────────┬───┐
 │「週ごとの指導計画」を提出すべき教員数(非常勤講師は除く)│  人│
 └─────────────────────────────┴───┘
  ※調査期間中に産休などにより4週間の提出が不可能な者を除いた人数。

2 週ごとの指導計画の提出状況(調査対象期間中の4週間において提出した
  合計人数を記入する。)

  ┌─────────┬─────┐
  │(1)4回提出者数  │    人│
  ├─────────┼─────┤
  │(2)3回提出者数  │    人│
  ├─────────┼─────┤
  │(3)2回提出者数  │    人│
  ├─────────┼─────┤
  │(4)1回提出者数  │    人│
  ├─────────┼─────┤
  │(5)未提出者数   │    人│ 
  └─────────┴─────┘※(1)〜(5)の合計が1と一致する。
                   
3 週ごとの指導計画の記載事項
 ※使用している週ごとの指導計画に記載されている内容に○をつける。
                          (複数回答可)
 ※複数使用している場合は、最も一般的なものについて回答する。

(1)(   )単元名
(2)(   )ねらい
(3)(   )指導内容・方法の要点
(4)(   )使用教材・教具
(5)(   )週ごとの実施時数
(6)(   )累計時数
(7)(   )その他〔                      〕

4 様式の添付
  ※複数使用している場合は、3で回答した様式を添付する。


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     ●口座名 :「日の丸・君が代」強制反対市民運動ネット
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 「日の丸・君が代」強制に反対する市民運動ネットワークは、「日の丸・君が
 代」強制に抗する各地域・団体などの取り組みをつなげていこうと、2001年1
 月につくられました。総理大臣宛ての署名提出、教育委員会への申し入れなど
 行ってきました。

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2006年02月17日
【都教委News25】
「都教連」大会−国立市議らも出席、発起人に七生養護の元校長も


┏━━ http://blog.livedoor.jp/suruke/ ━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇◆ 都┃教┃委┃情┃報┃メールニュース◇◆ 第25号 2006年2月17日
     ━┛━┛━┛━┛━┛
                 発行:「日の丸・君が代」強制に反対する
   (※転送・転載歓迎※)           市民運動ネットワーク
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 都立学校の卒業式が近づいていますが、「被処分者の会」の近藤さんによれば、
都教委は2月10日付で新たな通知を出したとのことです。職務命令書の作成の
「留意点」等の内容を含んでいるようです。


▼ 目 次  
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】 「都教連」大会−国立市議らも出席、発起人に七生養護の元校長も
【2】 都立高校「奉仕」必修化 −都教委、生徒保護者の参加を求める通知
【3】 《関連報道》「日の丸・君が代」問題で都教委へ要請行動、ほか
─────────────────────────────────―――

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■1 ▼ 「都教連」大会−国立市議らも出席、発起人に七生養護の元校長も
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 2月11日に開かれた「東京都教育研究連盟」結成大会についての続報です。

 前号で、萩生田光一議員(自民)、松本洋平議員(自民)、高木美智代議員
(公明党)が挨拶したとお伝えしましたが、その他、地方議員も出席していたよ
うです。小坂英二氏(荒川区議)ほか、国立市からも、 石井伸之・松嶋寿延
(自由民主党新政会)、大和郎・井上 健(明政会)の4人の市議が出席して
います。

 東京都教育委員の米長邦雄氏が1時間ほど講演しましたが、「従軍慰安婦や南
京大虐殺はでっち上げ」と述べたほかにも、「ジェンダーフリー」や「過激な性
教育」を批判したり、「つくる会」教科書の登場以降、他社の教科書から「従軍
慰安婦」などの記述がなくなって内容が好転しているなどと述べているようです。
 米長氏は、自身のホームページで結成大会について触れ、「東京都の現状はひ
どい。校長よ立ち上がれ。石原慎太郎に直訴しろ!」と檄をとばしています。

 また、23号でお伝えした通り、発起人10名のうち、4名が国立市に関係してい
ますが(2000年の「日の丸」処分など)、その他2名が七生養護学校の元校長で
あることが分かりました。七生養護学校では、2003年、「性教育」の問題をきっ
かけに、教職員の大量処分がありました。


★バックナンバー関連記事
 2006年02月07日【都教委News23】「美しい日本人の心を」東京に新組織
  http://blog.livedoor.jp/suruke/archives/50532532.html

 2006年02月12日【都教委News24】
 米長邦雄・都教育委員「従軍慰安婦や南京大虐殺はでっち上げ」
  http://blog.livedoor.jp/suruke/archives/50546181.html


【参考サイト】
■米長邦雄ホームページ>まじめな私>美しい日本人の心
  http://homepage1.nifty.com/yonenaga-kunio/sakusaku/3_1.htm
■石井伸之の議員日記
 >2月11日本日は、東京都教育研究連盟結成大会に出席してきました
  http://blog.goo.ne.jp/ishiinobuyuki/e/bfcd8ac963eeca2f0a5f6ad5a3fa9244
■松嶋寿延ホームページ>活動報告 2月11日 東京都教育研究連盟結成大会
  http://www.matsushima.jimusho.jp/index4.html
■ほそかわ・かずひこの BLOG>東京から日本の教育を変える
  http://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/705baa08bfb22099e3d1fa638357f206
■荒川区議会議員小坂英二の考察・雑感
 >2006年02月11日 教育の荒廃克服に向け東京都教育研究連盟、発足!
  http://kosakaeiji.seesaa.net/article/13178868.html
■東京都教育研究連盟発足…「特定イデオロギー」はどっち?
  http://www.janjan.jp/culture/0602/0602129123/1.php
  (インターネット新聞JANJAN 2/14)
■公明党ホームページ デイリーニュース
 >教育環境の充実へ全力/高木(美)さん 都教連の会合であいさつ/東京・港区
  http://www.komei.or.jp/news/daily/2006/0212_07.html
■つくる会Webニュース
 >全日教連 都内に新たな教育団体を立ち上げ
  都教組や東京教組などの対抗勢力へ
  http://www.tsukurukai.com/01_top_news/file_news/news_060206_1.html
■信頼と誇りある教育復活掲げる 「都教連」が発足
 http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20060212/lcl_____tko_____003.shtml
 http://www.chunichi.co.jp/00/tko/20060212/lcl_____tko_____003.shtml
 (東京新聞・中日新聞 2月12日)
■日本大好き、好きです早稲田日記 > 東京の教育に新しい風
  http://plaza.rakuten.co.jp/goaheadgo/diary/200602110000/
■日本大好き、好きです早稲田日記 >東京都教育研究連盟結成大会のお知らせ
  http://plaza.rakuten.co.jp/goaheadgo/diary/200602030001/
■全日教連(全日本教職員連盟)>◎第54回評議員会開催
 http://www.ntfj.net/#topic205
■満洲大連閑おやぢのえ?日記(一時帰国中)
 http://blog.livedoor.jp/shibu2003jp/archives/50313242.html
 全日教連、東京に新組織 
 教育正常化、「草の根運動」展開 11日結成大会


┏━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2 ▼ 都立高校「奉仕」必修化 −都教委、生徒保護者の参加を求める通知
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 2月12日、フォーラム「輝け!君の汗〜都立高校【奉仕】必修化〜」が開催さ
れ、実践研究校の取組紹介や、奉仕をテーマにしたパネルディスカッションが行
われました。(東京都教育委員会は、2007年度から都立高校で奉仕体験活動の必
修化を予定しています。)

 これに先立ち、1月31日、都教育庁指導部から都立高校長へ、生徒・保護者を
参加させるよう、通知が出されています。
 「実践・研究校は、学校関係者(管理職を含む)1名以上、生徒5〜6名、保
護者及び学校運営連絡協議会協議委員いずれか1名の参加を」「その他の学校は、
管理職、保護者及び学校運営連絡協議会協議委員いずれか1名の参加を」と人数
を指定し、2月9日までに参加者名簿を提出するように求めています。


⇒フォーラム 輝け!君の汗〜都立高校「奉仕」必修化〜 を開催します
  http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr060131s.htm

 ┌─────────────────────────────────┐

                        17教指高第507号
                        平成18年1月31日
都立高等学校長 殿
                 指導部高等学校教育指導課長
                           高 野 敬 三
                            (公印省略)

「フォーラム 輝け!君の汗〜都立高校「奉仕」必修化〜」の開催について(通知)

 このことについて、下記のとおり開催いたします。つきましては、御多用の折
とは存じますが、学校関係者及び生徒、保護者の参加について、よろしくお取り
計らい願います。
                  記

1 趣旨
 平成19年度からすべての都立高校で必修化される奉仕体験活動について、生
徒が運営するフォーラムを実施することにより、これまでの実践・研究校の取組
を紹介するとともに、保護者・都民等に奉仕体験活動の概要を説明し、理解と協
力を求める。

2 日時 平成18年2月12日(日)午後2時開会、午後4時30分閉会
                        (午後1時30分受付開始)
3 会場 東京都庁第一本庁舎5階大会議場
      東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 
    「JR新宿駅」(西口から徒歩10分) 都営地下鉄大江戸線「都庁前駅」
4 主催 東京都教育委員会
5 内容
 (1)事業説明
 (2)実践・研究校の活動紹介 都立高校2校他
 (3)パネルディスカッション「奉仕-つながるちから-」
    パネリスト 都立高校生(2名、関係機関担当者(2名)、
    都立高校管理職(1名)
6 参加予定者
 ・都立高校生  ・保護者  ・学校運営連絡協議会協議委員   ・都民
 ・地域教育推進ネットワーク東京都協議会関係者  ・関係機関担当者
 ・学校関係者  ・教育委員会関係者
7 その他
 (1)実践・研究校は、学校関係者(管理職を含む)1名以上、生徒5〜6名、
  保護者及び学校運営連絡協議会協議委員いずれか1名の参加をお願いします。
 (2)その他の学校は、管理職、保護者及び学校運営連絡協議会協議委員いず
   れか1名の参加をお願いします。
 (3)なお、別紙「参加者名簿」を2月9日(木)までに、ファクシミリにて
   御送付願います。
 (4)参加する生徒には、フォーラムの運営に協力をお願いする予定です。
 (5)管理職及び教員について「出張」とする場合は、あらかじめ勤務の振替
   をお願いします。
 (6)生徒、保護者等の交通費及び学校運営連絡協議会協議委員の報償費は
   支給できません。

【担当】教育庁指導部主任指導主事          小山利一
    教育庁指導部高等学校教育指導課統括指導主事 江本敏男
    教育庁指導部高等学校教育指導課指導主事   八百坂真弓
        電話 03(5320)6845  ファクシミリ 03(5388)1733


┏━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■3 ▼ 《関連報道》「日の丸・君が代」問題で都教委へ要請行動、ほか
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「日の丸・君が代」問題で都教委へ要請行動
  http://www.labornetjp.org/news/2006/1139989051665staff01
  (レイバーネット)
⇒2月13日、都教委包囲首都圏ネットワークのメンバー約10名は、都教育委員会
に対して要請行動をおこなった。教育庁の職員が対応したが、「聞いて伝える」
だけの誠意のないものだった。約30分にわたってメンバーは「都教委が教育を破
壊している」など強く訴え、月末までに質問に回答するよう要請した。

■「日の丸」「君が代」訴訟 新たに25人提訴 横浜地裁
  http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-02-15/2006021515_01_0.html
  (2006年2月15日(水)「しんぶん赤旗」)
⇒神奈川県立高等学校などの教職員らが、県を相手に、入学式や卒業式での「日
の丸」「君が代」に対する起立・斉唱の義務はないことの確認を求める「神奈川
こころの自由裁判」の第二次提訴が十四日、横浜地裁でありました。

■「日の丸・君が代」パンフレットのお知らせ
  http://www.labornetjp.org/news/2006/1139805543195staff01
  (レイバーネット)

■都立高入試、全日制の平均倍率は1.42倍・最終応募状況
  http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20060215AT1G1503415022006.html
  (日経新聞2/15)


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┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「日の丸・君が代」強制に反対する市民運動ネットワークは、「日の丸・君が
 代」強制に抗する各地域・団体などの取り組みをつなげていこうと、2001年1
 月につくられました。総理大臣宛ての署名提出、教育委員会への申し入れなど
 行ってきました。

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2006年02月12日
【都教委News24】
米長邦雄・都教育委員「従軍慰安婦や南京大虐殺はでっち上げ」


┏━━ http://blog.livedoor.jp/suruke/ ━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇◆ 都┃教┃委┃情┃報┃メールニュース◇◆ 第24号 2006年2月12日
     ━┛━┛━┛━┛━┛
                 発行:「日の丸・君が代」強制に反対する
   (※転送・転載歓迎※)           市民運動ネットワーク
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼ 目 次  
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】  米長邦雄・都教育委員「従軍慰安婦や南京大虐殺はでっち上げ」
          2月11日 東京都教育研究連盟 結成大会の講演で
【2】 《関連報道》都教委、メールで指示 「日の丸・君が代」強制
─────────────────────────────────―――


┏━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 ▼ 米長邦雄・都教育委員「従軍慰安婦や南京大虐殺はでっち上げ」
          2月11日 東京都教育研究連盟 結成大会の講演で
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 前号でお知らせした通り、昨日2月11日、日本財団会議場にて、東京都教育研
究連盟の結成大会が開かれました。

 東京新聞によれば、都教育委員の米長邦雄氏が講演で
「従軍慰安婦や南京大虐殺はでっち上げ。間違った歴史教育のために父母や祖父
母を尊敬できない気持ちが生まれ、日本の若者がだめになった」などと発言した
とのことです。

 また、来賓として、萩生田光一議員(自民)、松本洋平議員(自民)、高木美
智代議員(公明党)が挨拶し、石原都知事からのメッセージも代読されたようで
す。

 会長は、長沢直臣・都立日比谷高校校長で
「教育現場に特定のイデオロギーを持ち込まず、美しい日本人の心を育てる教育
の推進に組織的に取り組む時期がきた」とあいさつ。

 東京都教育研究連盟は、全日本教職員連盟(全日教連)の傘下団体となります。
すでに、2月5日の全日教連の評議会にて、加入が承認されています。



【参考サイト】

■信頼と誇りある教育復活掲げる 「都教連」が発足
 http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20060212/lcl_____tko_____003.shtml
 http://www.chunichi.co.jp/00/tko/20060212/lcl_____tko_____003.shtml
 (東京新聞・中日新聞 2月12日)

■日本大好き、好きです早稲田日記
 http://plaza.rakuten.co.jp/goaheadgo/diary/200602110000/
 2006年02月11日 東京の教育に新しい風
 http://plaza.rakuten.co.jp/goaheadgo/diary/200602030001/
 2006年02月03日 東京都教育研究連盟結成大会のお知らせ

■全日教連(全日本教職員連盟)より
 ◎第54回評議員会開催
 〜新組織・東京都教育研究連盟の加入を承認〜 (2月5日)
 http://www.ntfj.net/#topic205

■満洲大連閑おやぢのえ?日記(一時帰国中)
 http://blog.livedoor.jp/shibu2003jp/archives/50313242.html
 全日教連、東京に新組織 
 教育正常化、「草の根運動」展開 11日結成大会

■都教委情報メールユース バックナンバー
 2006年02月07日【都教委News23】「美しい日本人の心を」東京に新組織
 (米長邦雄氏が講演、現職校長らが発起人に)
 http://blog.livedoor.jp/suruke/archives/50532532.html


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■2 ▼ 《関連報道》都教委、メールで指示 「日の丸・君が代」強制
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■都教委、メールで指示 「日の丸・君が代」強制 元校長が証言
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-02-11/2006021114_01_0.html
 (2006年2月11日(土)「しんぶん赤旗」)

⇒都教委は「職務命令は校長の裁量によって出された」と主張していますが、校
長に対して事細かな指示を出していたことが、あらためて明らかになりました。
 10.23通達以降、専用メールで指導が来るようになり、「想定問答」や報告書
の「ひな型」が送られてきた、と元校長が証言。


■日本代表のユニホームをめぐって起きたトラブル
 ある団体が「日の丸がないのはナゼ」と協会に…
 http://gendai.net/?m=view&g=sports&c=040&no=20664
 (日刊ゲンダイ2006年2月4日)

⇒新ユニフォームについて、日本サッカー協会にある団体から『なぜ(国旗の)日
の丸が入ってないのか。』という抗議があり、協会上層部も動揺。
 98年に中田が「国歌、ダサイですね」と発言したときも、「ある団体」から猛
抗議があったようだ。
「実は98年1月4日付の朝日新聞のインタビューの中で中田英が『国歌、ダサイで
すね。気分が落ちていくでしょ。戦う前に歌う歌じゃない』と発言した。これに
ある団体から猛抗議が中田自身ばかりでなく、中田の実家、所属事務所、協会に
殺到した。中田英は“もうサッカーをやめる”とこぼすくらい追い詰められ、こ
の年7月のイタリア移籍も、このトラブルから逃げ出すためだったといわれてい
る」(サッカー記者)


■教研集会の学校使用「不許可」は違法 呉市の敗訴確定
 http://www.asahi.com/national/update/0207/TKY200602070196.html
 (朝日新聞2006年02月07日11時37分)


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 「日の丸・君が代」強制に反対する市民運動ネットワークは、「日の丸・君が
 代」強制に抗する各地域・団体などの取り組みをつなげていこうと、2001年1
 月につくられました。総理大臣宛ての署名提出、教育委員会への申し入れなど
 行ってきました。

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2006年02月07日
【都教委News23】
「美しい日本人の心を」東京に新組織
(米長邦雄氏が講演、現職校長 らが発起人に)

┏━━ http://blog.livedoor.jp/suruke/ ━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇◆ 都┃教┃委┃情┃報┃メールニュース◇◆ 第23号 2006年2月7日
     ━┛━┛━┛━┛━┛
                 発行:「日の丸・君が代」強制に反対する
   (※転送・転載歓迎※)           市民運動ネットワーク
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

▼ 目 次  
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】 「美しい日本人の心を育てる」全日本教職員連盟が東京に新組織!!
    発起人に石井昌浩氏(元・国立市教育長)や現職校長ら
    講演は米長邦雄氏(都教育委員) 来賓に中村正彦氏(都教育庁)など
【2】 2/9都教委定例会 来年度主要施策など
【3】 《関連報道》東京教師養成塾でも「日の丸・君が代」指導
─────────────────────────────────―――


┏━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 ▼ 「美しい日本人の心を育てる」全日本教職員連盟が東京に新組織!!
    発起人に石井昌浩氏(元・国立市教育長)や現職校長ら
    講演は米長邦雄氏(都教育委員) 来賓に中村正彦氏(都教育庁)など
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■全日教連 東京に新組織  教育正常化「草の根運動」展開  11日結成大会
(産経新聞 2006.2.5 社会面)

| 「美しい日本人の心を育てる」を基本理念に掲げる国内第3位の教職員団体
|「全日本教職員連盟」(全日教連・本部・東京)が都教組や東京教組などの対
|抗勢力となる教育団体を東京都内に立ち上げる方針を明らかにした。
| 新たな団体は教師だけでなく保護者や都民を幅広く巻き込んだ運動を展開
|する方針で、全日教連では東京での足がかりに全国への組織拡大を目指す。
(以上、リード)

 この記事によれば、地域教育懇談会「東京都教育研究連盟」を立ち上げ、メン
バーには、教職員だけでなく、校長・副校長、学識経験者、保護者や一般都民、
教育委員、行政関係者なども対象にしているとのこと。
 2月11日に、東京虎ノ門・日本財団会議所にて結成大会が行われます。


■国立市の「日の丸」処分を行った石井氏、持田氏が発起人に!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 発起人には、石井昌浩氏や持田浩志氏の名前があります。
国立市では、2000年春の「日の丸」掲揚をめぐり、教職員の大量処分が行われま
した。東京都教育委員会は、「国立市立学校教育改善検討委員会」を特設し、国
立市の教育に介入してきました。不当な人事異動、校長権限強化など、「教育正
常化」が推進されました。このときの、国立市の教育長が石井氏であり、指導課
長だったのが持田氏です。ほかにも、国立市の現職の校長2名が発起人に名前を
連ねています。


■東京都教育委員の米長邦雄氏が講演!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 結成大会には、来賓として中村正彦・都教育長、西澤潤一・首都大学学長らも
招かれており、東京都教育委員の米長邦雄氏が講演することになっているようです。



【参考サイト】
全日教連(全日本教職員連盟)←この件は載っていないようですが。
http://www.ntfj.net/

◆全日教連、東京に新組織 
教育正常化、「草の根運動」展開 11日結成大会
http://blog.livedoor.jp/shibu2003jp/archives/50313242.html

東京都教育研究連盟結成大会のお知らせ(↓ブログより引用)
http://plaza.rakuten.co.jp/goaheadgo/diary/200602030001/

日時 平成18年2月11日(土)午後2時より
場所 東京虎ノ門・日本財団会議所にて
来賓 東京都選出国会議員 自民党 萩生田光一氏 ほか
   首都大学東京学長 西澤潤一氏
   東京都教育委員会教育長 中村正彦氏
   全日本教職員連盟委員長 三好祐司氏
講演 「次の一手」東京都教育委員 米長邦雄氏
参加費 入場無料
問い合わせ 全日本教職員連盟 03−3264−3861

発起人 持田浩志 文京区立誠之小学校校長
    吉野勇次 世田谷区立船橋小学校長
    川島信雄 国立市立国立第二小学校校長
    河合明雄 新宿区立四谷中学校長
    齊藤 進 荒川区立尾久八幡中学校長
    今井文男 国立市立国立第一中学校長
    長澤直臣 東京都立日比谷高等学校長
    坂本悟郎 東京都立港養護学校長
    三苫由起雄東京都立高島養護学校長
    石井昌浩 前国立市教育長・拓殖大学客員教授


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■2 ▼ 2/9都教委定例会 来年度主要施策など
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 2月9日(木)10時@教育委員会室(都庁第二本庁舎30階)

●議案
(12)〜(13) 東京都公立学校教員等の懲戒処分等について(⇒非公開予定)
●報告
(1) 平成17年度東京都教育委員会企業等表彰について
(2) 東京都教育委員会の基本方針に基づく平成18年度主要施策について

 傍聴希望者は、9時50分までに受付を
問合せは、総務部教育政策室 電話 03-5320-6708(直通) まで。

  ※東京都教育委員会第3回定例会の開催(2月7日をもとに編集しました。
   http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/gaiyo/ko060207.htm

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■3 ▼ 《関連報道》東京教師養成塾でも「日の丸・君が代」指導
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■「君が代」強制予防訴訟 教育には自由必要 堀尾名誉教授が証言
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-02-07/2006020704_04_0.html
 ( 2006年2月7日(火)「しんぶん赤旗」)

■先生の卵に教委流指導 都に続き杉並・京都市も塾開設
 http://www.asahi.com/edu/news/OSK200602060057.html
 (朝日新聞2006年02月06日18時06分)

 ⇒一昨年から都教委が始めた「東京教師養成塾」にも触れています。

| 採用権を握る行政が塾で自らの教育施策の方針を強く押し出せば、それを
|従順に受け入れ、批判力の乏しい教員が育ちかねない。
| 都の塾では日の丸・君が代をめぐる細かな指導もある。塾生からは「塾の
|ゼミなどで、都の考えに反する意見が言いにくい」という声が目立つ。


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  最後までお読みいただきありがとうございました。
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     ●郵便口座:00210-3-131811
     ●口座名 :「日の丸・君が代」強制反対市民運動ネット
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 「日の丸・君が代」強制に反対する市民運動ネットワークは、「日の丸・君が
 代」強制に抗する各地域・団体などの取り組みをつなげていこうと、2001年1
 月につくられました。総理大臣宛ての署名提出、教育委員会への申し入れなど
 行ってきました。

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2006年02月05日
【都教委News22】
鎌倉市教育委員会の「国歌斉唱の請願」採択に抗議と撤回の要請を!

┏━━ http://blog.livedoor.jp/suruke/ ━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇◆ 都┃教┃委┃情┃報┃メールニュース◇◆ 第22号 2006年2月5日
     ━┛━┛━┛━┛━┛
                 発行:「日の丸・君が代」強制に反対する
   (※転送・転載歓迎※)           市民運動ネットワーク
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ┏━━◇◆「日の丸・君が代・元号」ホットライン2006◆◇━━┓
   ┃     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    ┃
   ┃        東京*神奈川*福岡*北九州       ┃
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   ┃  ウェブ http://tokyo.cool.ne.jp/kunitachi      ┃
   ┃  【東 京】 Tel/Fax:042-573-4027           ┃
   ┃  【神奈川】Tel   :090-3909-9657          ┃
   ┃  【福 岡 】Tel/Fax:092-663-0013           ┃
   ┃  【北九州】Tel/Fax:093-533-9480           ┃
   ┗━━◇◆ 期間:2月14日(月)〜4月17日(日) ◆◇━━┛

   ┌────────────────────────────┐
        《相互リンク》大阪でもホットラインやってます
     ◆「日の丸・君が代」強制反対ホットライン・大阪◆
       メール:hinokimi2006@yahoo.co.jp
       ウェブ:http://www7a.biglobe.ne.jp/~hotline-osaka/
       FAX:06(4793)0600(FAXのみ2/12〜4/16) 
       インターネット相談(常時)
   └────────────────────────────┘



▼ 目 次  
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】 鎌倉市教育委員会の「国歌斉唱の請願」採択に抗議と撤回の要請を!
【2】 《裁判日程》予防訴訟/国立二小/藤田さん/増田さん/田畑さん
【3】 《関連報道》都教育長の答弁撤回を 学者・ジャーナリストが要請
─────────────────────────────────―――

┏━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 ▼ 鎌倉市教育委員会の「国歌斉唱の請願」採択に抗議と撤回の要請を!
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 1月19日朝日新聞(神奈川版)に「国歌斉唱請願を採択」という見出しの記事
が載っています。「鎌倉市教委(宮崎隆典委員長)は18日、入学式・卒業式で
児童生徒に国歌を斉唱させるよう求める請願を、条件付きで採択した。市教委、
県教委によると、こうした請願は極めて異例だという。」(以上、リードより)
とのことです。

 提出したのは「鎌倉市の学校教育を考える会」。
請願理由の中では、学校名をあげて
 ・伴奏のテープが流されただけで児童生徒の斉唱なし(2校)
 ・歌声がほとんど聞こえず(6校)
 ・2〜3割しか歌っていない(6校)
などと述べています。


 以下、「日の丸・君が代」の法制化と強制に反対する神奈川の会からの呼びか
けです。「神奈川の会」が出した抗議文は、ブログにアップしてあります。

 ⇒鎌倉市教委が「国歌斉唱の請願」採択
  http://blog.livedoor.jp/suruke/archives/50523783.html

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鎌倉市教育委員会の「国歌斉唱の請願」採択に抗議と撤回の要請を!

 鎌倉市教育委員会は、1月18日の教育委員会会議で「鎌倉市の学校教育を考
える会」が提出した「入学式・卒業式における国歌斉唱については、学習指導要
領にのっとり、適正に行うこと」請願を、条件付きで採択をしてしまいました。

 条件付きというのは、請願事項の「入学式・卒業式における国歌斉唱について
は、学習指導要領にのっとり、適正に行うこと」は採択し、「児童生徒に対する
事前指導とともに、ピアノ伴奏、指揮官などの工夫」を求めた請願理由について
は認めなかっため。

 新聞報道によれば、請願事項について「日本国民である限りその通り」「自国
の国歌はきちんと歌われるべきだ」などとの賛成意見が出されたということです。
このような討論の上で請願事項の採択をしているのですから、請願理由を認めな
かったとしても、この請願が、学校現場への「日の丸・君が代」強制につながる
ことはまちがいありません。

 教育委員は、自治体の長によって任命されます。この間いくつもの自治体で、
「つくる会」の教科書を採択させるために政治的な人事が働いたことは周知の事
実です。教育委員の政治的な主張によって、教育委員会の中立が侵されるという
由々しき事態が起こっています。

 東京都教育委員会の2003年「10・23通達」で、職務命令による「日の
丸・君が代」強制が行われてきた背景には、右翼的な都議会議員による都教委へ
の突き上げと、それと連動した教育委員たちによる猛烈な学校現場への介入があ
りました。

 鎌倉市教育委員会による請願採択は、教育行政による学校現場への明確な「不
当な支配」であり、決して許されるものではありません。請願採択に対する抗議
と撤回の要求を!、そして学校現場へ「日の丸・君が代」強制を行わないように
みなさんの声を届けてください。

【抗議と要請送り先】

1,郵送では
〒248-8686 鎌倉市御成町18−10 鎌倉市教育委員会 教育委員長 宮崎隆典様

2,電話等
鎌倉市教育委員会 教育総務部教育総務課気付 教育委員長 宮崎隆典様
 ●電話 0467−23−3000 (内)2454
 ●FAX 0467−24−5569
 ●メール kyouiku@city.kamakura.kanagawa.jp


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■2 ▼ 《裁判日程》予防訴訟/国立二小/藤田さん/増田さん/田畑さん
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 東京都の「日の丸・君が代」強制をめぐっては、非常に多くの裁判・人事委員
会が開かれています。このメールニュースで全てを取り上げることはできません
ので、できる範囲で、小中学校関係を中心にご案内していくつもりです。
 その他、連日のように人事委員会が開かれている都立高校関係については、下
記のホームページなどをご覧下さい。

 ◆パワー・トゥ・ザ・ピープル!!
   http://wind.ap.teacup.com/people/
 ◆「日の丸・君が代」不当処分撤回を求める被処分者の会
   http://www7a.biglobe.ne.jp/~hishobunshanokai/
 ◆東京ココロ裁判をすすめる会
   http://homepage3.nifty.com/yeonso/data/kokoro.htm

--------------------------------------------------
●2月6日(月)
予防訴訟第13回口頭弁論・堀尾輝久氏証人尋問
【時間】 10:00〜12:00(9:40頃までに抽選の列に並んで下さい)
【場所】 東京地方裁判所 103 号法廷(地下鉄「霞ヶ関」下車。A1出口からすぐ)
※報告集会 閉廷後すぐ。TKP霞ヶ関会議室(港区西新橋1-6-5 虎ノ門立川ビル3階

●2月7日 
森合さん分限免職取り消し訴訟  第1回 控訴審
10時より  東京高裁822号法廷(9:50までにお集まり下さい)
※予断と偏見をもって精神病と認定され、免職になったことの訴訟、とのこと。

●2月8日(水)
板橋高校、藤田裁判第11回公判(10:00〜 東京地裁104号)
(増田都子さん)対都教委「個人情報漏洩」糾弾裁判結審(13:30〜 東京地裁626号)
根津公子さん異動の裁判 第1回 控訴審(15:00〜 東京高裁820法廷)

●2月14日(火)
国立二小処分撤回裁判・本人尋問
13:30〜16:30 東京地裁710法廷

●2月27日(月)
(増田都子さん)対産経「名誉毀損」裁判、結審(11:30〜 東京地裁527号)

●2月28日(火)
田畑先生の再雇用拒否の真相を究明するための対校長、糾弾裁判
13:15〜 東京地裁627法廷 


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■3 ▼ 《関連報道》都教育長の答弁撤回を 学者・ジャーナリストが要請
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■都が上野千鶴子東大教授の講演予定に介入 「言論弾圧」と広がる抗議
 http://www.janjan.jp/living/0601/0601258242/1.php
 (1/27 インターネット新聞JANJAN)

■上野千鶴子氏、都に抗議文 「用語統制に介入した」
 http://www.asahi.com/national/update/0130/TKY200601300325.html
 (2006年01月30日23時54分 朝日新聞)

 ⇒以前、ニュースで取り上げた件の続報です。
【都教委News19】上野千鶴子氏、都へ公開質問状/1/26都教委定例会、ほか
  http://blog.livedoor.jp/suruke/archives/50485589.html
【都教委News17】都教育庁、上野千鶴子氏(女性学)の講演を拒否、ほか
  http://blog.livedoor.jp/suruke/archives/50444662.html


■2.1再発防止研修のたたかい報告とお礼
 http://www.labornetjp.org/news/2006/1138799275877staff01
 (レイバーネット2/2)

■「日の丸・君が代」強制強化
  都教育長の答弁撤回を 学者・ジャーナリストが要請
 http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-01-28/2006012814_01_0.html
 (2006年1月28日(土)「しんぶん赤旗」)
⇒アピールを出したのは、勝野 正章(東京大学)、小森 陽一(東京大学)、
斎藤 貴男(ジャーナリスト)、俵 義文(立正大学)、成嶋 隆(新潟大学)、
西原 博史(早稲田大学)の六氏。アピール文などは下記サイトを。

 俵義文さんのページ
   http://www.linkclub.or.jp/~teppei-y/tawara%20HP/index.html
 学校に自由の風を
   http://comcom.jca.apc.org/freedom/


■ 朝鮮総督部に掲揚された最後の「日の丸」
 
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2006/02/01/20060201000055.ht
ml
 (2/1 朝鮮日報 フォトニュース)

■先生も“留学”1都3県の公立高、来年度から人事交流
 http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060125i515.htm?from=main5
 (2006年1月25日23時14分 読売新聞)

■吉幾三が国家独唱&始球式
 http://www.daily.co.jp/baseball/2006/01/25/202562.shtml
 (2006年1月25日 デイリースポーツ)
⇒オリックス監督が、今季公式戦で吉幾三が国歌独唱と始球式を務めるプランを
てもらうマル秘プランを明かしたとのこと。


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 「日の丸・君が代」強制に反対する市民運動ネットワークは、「日の丸・君が
 代」強制に抗する各地域・団体などの取り組みをつなげていこうと、2001年1
 月につくられました。総理大臣宛ての署名提出、教育委員会への申し入れなど
 行ってきました。

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2006年01月31日
【都教委News21】
「ジェンダーフリー」特集(南日本新聞/国立市陳情、ほか)


┏━━ http://blog.livedoor.jp/suruke/ ━━━━━━━━━━━━━━━━
  ◇◆ 都┃教┃委┃情┃報┃メールニュース◇◆ 第21号 2006年1月30日
     ━┛━┛━┛━┛━┛
                 発行:「日の丸・君が代」強制に反対する
   (※転送・転載歓迎※)           市民運動ネットワーク
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


   ┏━━◇◆「日の丸・君が代・元号」ホットライン2006◆◇━━┓
   ┃     ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~    ┃
   ┃        東京*神奈川*福岡*北九州       ┃
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   ┗━━◇◆ 期間:2月14日(月)〜4月17日(日) ◆◇━━┛


 今回は、17号に続き、「ジェンダーフリー」特集です。以前から気になってい
た南日本新聞の記事をようやく読むことができました。また、先週、国立市で男
女混合名簿に関する陳情もありました。というわけで、はっきりいって、えらく
長いです。どうもすみません。


▼ 目 次  
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【1】 「行き過ぎたジェンダーフリー」キャンペーンは、
      どのように作り出されたのか? −南日本新聞の取材から
【2】 国立市で「男女混合名簿」の廃止を求める(?)陳情 (1/25不採択)
【3】 《本》『どうして、いつも男が先なの? 男女混合名簿の試み』
─────────────────────────────────―――

┏━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■1 ▼ 「行き過ぎたジェンダーフリー」キャンペーンは、
      どのように作り出されたのか? −南日本新聞の取材から
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 ニュース17号でも触れたように、鹿児島県議会で例示された「極端なジェンダー
フリー教育」の「事例」を、南日本新聞が情報源をさかのぼって取材しています。
その結果、伝聞情報ばかりで根拠がないことを明らかにしています。
 鹿児島の地方紙のため、なかなか記事原文に当たれなかったのですが、先日よ
うやく関連する5つの記事を読むことができました。

-------------------------------------------------------------
■2003年7月24日(くらしワイド)
ジェンダーフリー教育 なぜ反対/鹿県議会 吉野正二郎氏に聞く
 /極端思想は文化を破壊/共同参画社会推進は当然

■2003年8月5日(くらし)
“極端”現場どこに/鹿県議会採択の「ジェンダーフリー教育反対」陳情
 神奈川県高校教職員組合「男女で更衣あり得ない」
 /都・北区十条台小「ランドセルの色は自由」

■2003年8月5日(社会)
関係自治体・学校は否定/鹿県議会採択の「ジェンダーフリー教育反対」
 男女一緒の身体検査 更衣 宿泊/真偽の議論なく 文教商工観光労働委員会
 信頼する知人から入手 吉野正二郎県議会議員の話

■2005年6月29日(社会)
ジェンダーフリー教育問題/本紙報道「でたらめ」 吉野議員
 記事はきちんと取材 有川賢司南日本新聞社編集局長の話

■2006年1月6日(県政・総合)
考現鏡 説明責任
 (八木秀次氏が著書で8月5日報道を全面否定したことについて
 「勇み足があった」と非を認めた、との内容のコラム)
-------------------------------------------------------------

 一連の記事から浮かび上がってくるのは、不確かな伝聞情報をもとに、当事者
に取材・確認もせずに、メディアや研究者(週刊新潮、中川八洋氏、高橋史朗氏
など)が活字にし、それがさらに孫引きされて広まっていく、という構図です。

 情報源・原文に当たり、事実確認をするというのは、ジャーナリズムや研究者
とって基本中の基本ですが、政治的なキャンペーンが目的なのでその必要もない
ということなのでしょうか。

 また、例えば「男女同じ部屋での着替え」などは全国どこでも見られる光景で
すが、多くの場合、低学年、あるいは更衣室の不備などが理由です。それを、
「ジェンダーフリー教育は男女同室着替えを推進している」と意図的に歪めるの
が、反「ジェンダーフリー」攻撃の手法の一つです。
 「過激」「卑猥」「無秩序」などのネガティブなイメージをつくりだすことで、
「男女平等の推進」「性別役割分担の見直し」に歯止めをかけたいという意図な
のでしょう。


 2003年に鹿児島県議会で出された「ジェンダーフリー教育反対」陳情も、
このようなずさんな伝聞情報をもとに採択されています。

 例えば、鹿児島県議会の場であげられたのは以下のような「事例」です。

・川崎市、福岡県の高校で体育の時間など男女が一緒の更衣室で着替えさせられた。
・東京・国立の高校は修学旅行で男女が一緒の部屋で宿泊させられた。
・ランドセルを男女とも同じ黒色にする
・体育の授業で男女を分けないで女子にも騎馬戦をさせる。
・身体検査を男女一緒に行う
・掃除の際に女子に机を運ばせて男子に雑巾がけをさせる
・学芸会で男の役と女の役を入れ替える

 これらの「事例」について、南日本新聞が関係者多数に取材をしています。

(福岡県立大牟田北高校教頭、川崎市教委・神奈川県教委・県教職員組合・県高
校教職員組合・神奈川新聞報道部、北区十条台小教頭、国立市教委、都教育庁、
文部科学省教育課程課・男女共同参画学習課、東京新聞・田原拓治記者、大沢真
理氏など)

 その結果、関係者は「週刊誌の報道は迷惑で心外」「あり得ない」「聞いたこ
とはない」などと否定。あるいは「強制はない」、(どこでもある話で)「男女
平等教育とは関係ない」などと答えています(2003年8月5日記事)

 その後、2005年6月、(2003年の陳情の審議の際に事例をあげていた)吉野議
員は県議会で報道を「でたらめ」と批判し、「事例に挙げた中学や高校の父母か
ら直接聞いた話」と強調しています。しかし、南日本新聞の電話取材に対し、自
治体・学校はあらためて「ありえないし迷惑」と否定(2005年6月29日記事)
 そして、2005年11月、「新しい歴史教科書をつくる会」の八木秀次会長は、著
書で全面否定したことについて「勇み足があった」と非を認めた、とのこと。
 一方、吉野議員は再三の取材要請を拒否。実例を裏付ける根拠は示さないまま、
ということです。(2006年1月6日記事)


※以上、南日本新聞記事をもとに書いたものです。八木秀次氏、林道義氏らが、
著書で南日本新聞の報道を否定しているようですが、そちらはまだ本文に当たっ
ていないことをお断りしておきます。(編集者)


┏━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■2 ▼ 国立市で「男女混合名簿」の廃止を求める(?)陳情 (1/25不採択)
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 1月25日、不採択となりましたが、国立市教育委員会(東京都)の定例会で
「男女混合名簿」についての陳情が出されました。
 陳情者は、これまで「男女混合名簿」の廃止を要求してきた「国立の学校教育
を考える会」(大町晋代表)。

 陳情のタイトルは、「国立市立学校の管理運営に関する規則20条(出席簿)
施行規則第12条4に規定する出席簿についての様式は別に定めると規定した、
管理運営に関する規則第20条の廃止を求める陳情」。

 これを読んで理解できる方は皆無だと思いますが、ここではあえて解説しませ
ん。やたらと本や法律の引用が多く、文意・文体が混乱しがちな上、何よりも肝
心の「陳情事項」そのものが混乱していて、法的にちぐはぐな主張となっている
からです。要するに、ホンネとしては、「混合名簿を廃絶せよ」ということです。

 (以下、編集者の感想です。)
 この団体は、以前も「国立市小・中学校におけるジェンダー・フリーの考え方
に基づく男女混合名簿の廃止を求める陳情」(2005年2月3日)を出しています。
 このとき、国立市教委は「出席簿の作成は、校長の権限と責任において行うべ
きものでありまして、教育委員会が市立に男女混合名簿を廃止した場合、学校に
さまざまな混乱が起きる恐れがあります」との見解を示し、不採択としています。

 その後、国立市の学校はといえば、「男女別名簿」に変わったところもあれば、
「混合名簿」のままの学校もあります。
 一方、東京都教育委員会では、米長教育委員が奮闘しているものの、公式見解
としては「『男らしさ』や『女らしさ』をすべて否定するような誤った考え方と
しての『ジェンダー・フリー』に基づく男女混合名簿を作成することがあっては
ならない」(2004年8月26日)との微妙な表現をしています。
 そんな中、校長たちもあまり「男女別名簿」への切り替えに積極的とはいえず、
「混合名簿廃絶」が思うように進まない状況をなんとかしたい、というのが陳情
者の問題意識でしょう。

 本音としては「男女混合名簿を廃絶せよ」と言いたいのでしょうが、正面きっ
て主張できない状況の中で苦慮しつつ、いろいろ理屈を考え出した結果、この
分かりにくい陳情がひねり出されたのだと思います。

 なお、陳情文では『どうして、いつも男が先なの?』(新評論)を多数引用。
添付資料は以下の通り。

(1)『男女平等バカ』(宝島)より、
「偏向教師たちに支配された倒錯のジェンダーフリー教室」(安田水浩)

(2)性差否定の教育各地で「排除を」/男女参画計画にらみ採択相次ぐ
   (産経新聞2005年12月25日)

(3)国立市男女平等教育手引き(国立市教育委員会発行)
 (以前、大町氏らの陳情がきっかけとなり、絶版に。
  見直しということで棚上げになったまま。)


┏━┓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■3 ▼ 《本》『どうして、いつも男が先なの? 男女混合名簿の試み』
┗━┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 この本は、東京都・国立市で1983年頃から始められた「男女混合名簿」など、
学校教育における「男女平等」の取り組みについての記録です。しばしば、反
「ジェンダーフリー」派にも引用されている本でもあり、ご一読をおすすめしま
す。

 ここ数年、様々なところで反「ジェンダーフリー」攻撃が起こっていますが、
「ジェンダーフリー」の定義、あるいは「過激な事例の有無」等に、問題が矮小
化されることに疑問を感じています。
 そこで、あらためて、「男女混合名簿」を始めた教員たちの問題意識はどこに
あったのかを確認するため、ずいぶん長くなりますが、『どうしていつも男が先
なの?』より「はじめに」を引用します。

=========================================================================
 『どうして、いつも男が先なの? 男女混合名簿の試み』
  (男女平等教育をすすめる会 編/新評論/1997年)

はじめに

 「女に生まれて良かった。将来働かなくてもいいから」という十一歳の女の子
たちのアンケートの答えに、教師の横っ面をひっぱたかれたのが、国立市の学校
現場での十四年前。私たちはこれまで、女の子が自らの生存を自分で支えていく
自立の思想、将来社会に出て働く人間になるという労働観を育てるための教育を、
何ひとつしてこなかったのではないかという反省に駆り立てられた。

 どこに問題があるのか、学校の中の日常的な教育活動に目を向けたとき、真っ
先に気がついたのが、「男が先」の男女別名簿。そして、何でも女と男を分けて
行う、男女別学制ともいうべき男女の分離システムだった。

 それに気づいた者から、一人ずつ混合名簿の実践が始まった。そして名簿を変
えるだけにとどまらず、学校生活の中でのあらゆる男女の分離の習慣を、男女を
混ぜるという原則をたてて、ひっくり返してみることになった。朝会の並び方を
初めとする、ひとつひとつの事例に、男女を分ける意味があるのかを問い直した
とき、これまでの男女別の習慣はことは、何の意味もないことがわかってきた。
それだけではない。男女を分けることは、女と男が異なった存在であることを意
識づけ、更に、常に男が先という明らかな差別を生み出していることも見えてき
た。ゆっくりとしかし確実に、学校の風景は女と男が混ざったものに変わっていっ
た。

 十四年の実践が明らかにした混合名簿は、たかが名簿と侮れぬものであった。
建て前で男女平等と思われていた学校教育の本質を、見事に露呈させるものであっ
た。もともと学校教育は人間の社会化を意図するシステムである。そして、この
社会が性別役割分業のまかり通る差別社会であれば、学校が性役割の再生産工場
としての機能を持っているのは、むしろ当然のことであろう。「男が先」の男女
別名簿は、その実に分かりやすい一つの象徴であった。

 一点突破全面展開という言葉があるが、混合名簿という一つの実践は、実にた
くさんんの展開を生んだ。多くのことが見えてきた。運動会、学芸会等の学校行
事や、入学式、卒業式等の儀式の非日常の中で、クラブ活動や教科の授業の日常
の中で、キーワードは男女の分離と男が先(主役)であった。「本校のこれまで
のやり方」という伝統という名の慣習の中にひっそりと隠れていた性差別に、混
合名簿はしっかり照準を定めたのだ。男女別名簿に固執し「私は差別をしていな
い」とうそぶく教師の言葉は、この慣習の守護神の断末魔の声ともいえる。

 この教師の無意識こそ、これまで学校の中の性差別を維持し存続させてきた張
本人であった。教師の思想、感性は何気ない言葉、態度となって、子どもたちに
伝えられる。恐らく意識して言葉で伝えようとしている表のカリキュラム以上に
確実に。これが現在、性差別の「隠れたカリキュラム」という名で呼ばれ、顕在
化してきたものだ。

 この隠れたカリキュラムは、混合名簿を実践し、男女平等教育に取り組んでい
る私たち自身への問いかけでもある。「男が先」の名簿を止め、混合名簿にする。
オール「さん」づけを初めとして、考えられるあらゆる場面で男女を同等に扱う。
どんな役割も男女が半々で平等に担うようにする。というように、表に見える限
りでの男女平等への教師の努力はある程度実を結んだ。 

 しかしながら、ひとたび教室の中に入り、個々の授業の中身を見てみれば、教
師自身が身につけている女と男についての世界観が問われてくることが分かる。
声の大きい、動きの多い、騒がしい男の子たちに振り回されていないか。黙って
授業を受けていて、手のかからない女の子たちに気を配っているか、等々。自分
自身を省みて、思い当たるところが多々あるだろう。男の子は元気で活発、威勢
がよく、女の子はおとなしく、静かでやさしいのが当たり前と、実は心のそこで
思っていたりするのに気づく。勝負はまさにこれからである。

 個々の教師の自分への問いかけが全ての始まりであったこれまでと同じように、
厳しい自己点検と現場での話し合い、討議を積み重ねていかなければならない。
更に、教室の中での教師と子どもたちの有り様を、ジェンダーの視点で客観的に
チェックする方法論を確立したい。そこで教師間の相互批判が可能になれば、学
校の中の風通しは飛躍的に良くなるだろう。こうして、「私」から友達に、クラ
スから学校全体に、同時に等身大の組合運動の中でというふうに、隠れたカリキュ
ラムについて問題提起をしていきたい。

 どんな奇妙な、或いは非人間的な慣習も、その日常の中で生活し慣れ親しんで
しまうと、ひどいと感じられなくなることは歴史の示すとおりだ。世界で例の少
ない男女別名簿は、男女差別名簿である。その名簿という奇習と決別するために、
国立という小さな町から日本全国に向けメッセージを送りたい。混合名簿は女の
子の状況を変える。そして女の子の状況を変えることは、日本を変え世界を変え
ることだと。

 この活動報告集が、学校の中の女の子の状況を変えたいと考えている現場の教
師たちと、女の現在に異議を持ち、女の未来を変えたいと願っているたくさんの
人たちの役に立ちますように。


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