平成12年6月16日
国立市教育委員会
  委員長 重野 和夫様

国立市公立小中学校長会
会長 中山 豊

国立の学校教育の正常化を願って

   国立市公立小中学校長会は、今春の卒業式・入学式における国旗掲揚等学習指導要領の適正実施に向けて、貴委員会との連携のもとに格段の努力をして参りました。その結果、11校すべての屋上に国旗が掲揚されるなど歴史的前進ともいえる成果を得ることができました。しかし、一部の学校においては、これに強く反対する教員のさまざまな言動があり、国会をはじめマスコミでも大きく取り上げられ、本市の学校教育全体の在り方が問われる事態となりました。こうした一連の状況は、本校長会としても座視できないものであると認識しております。
 従って本校長会としましては、何度か臨時に会議をもって、本市の学校教育の正常化に向け、当面する諸問題についての基本的な姿勢を確認いたしました。
 6月7日、市議会において石井教育長が「二小の教育活動全体に適切さを欠くものがあった」「教員の自覚に欠ける」と明言されたことは、私たちにとって、一層学校教育正常化に向け気持ちを新たにする機会となりました。また、教育委員の先生方との懇談会も早速実現し、ご高配に感謝申し上げる次第です。とはいえ、学校教育正常化への動きは始まったばかりです。今後も幾多の困難が予想されますので、ここに、校長会としての基本的な考え・姿勢を申し上げるとともに、いくつかの点についてお願い申し上げます。

(1)  本会は、校長の立場から、国立の学校教育の正常化を目指して今後も結束し、継続してその実現に向け努力していく所存です。また各校長は、4管理2監督の職務を果たすべく学校運営の正常化に粘り強く取り組みます。そのため、市教育委員会におかれては、各校長を最大限支えていただきたくお願いいたします。

(2)  新聞等の一連の報道や特集は全体としてほぼ正確であると考えます。しかし、一部事実関係については貴委員会の調査結果を待って、校長会として対応すべきことがあれば冷静に進めていきたいと思います。

(3)  本会としては、石井教育長が明言している「実態を白日の下にさらす」という方針を支持します。その意味から今回の新聞報道も、結果としてはその方針と軌を一にするものと理解しています。

しかし、当面の問題としての二小・五小問題の解決は、国立の学校教育の正常化をすすめる上で極めて重大な、しかも全国的な注目の中の一段階であると認識しています。貴委員会におかれては、毅然たる姿勢を内外に示し、もって正常化への貴重な第一歩としていただきたいと思います。つきましては、具体的に次の2点を強く希望します。

 〇垓軌薜儖会としての「学校の正常化に向けた当面の具体的な方針」を早期に何らかの形で本会に示していただきたいこと。
◆ヽ惺擦砲いて法令違反・服務違反があった場合には、他の区市との公平性を確保し、厳正かつ速やかに都教育委員会に内申されたいこと。

(4) 本会は、国立の学校教育の正常化を願う多くの保護者・地域との連携に今後も一層努力します。


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